新千歳空港の国際線で1、2両日、旅客定期便の再開が相次いだ。海外の航空会社7社が韓国、台湾、香港、タイ、マレーシアを結ぶ計5路線を復便。国際線ターミナルビルでは関係者が記念品を配ったり、横断幕を掲げたりと歓迎ムードに包まれ、マスク姿のインバウンド(訪日外国人旅行者)でごった返した。
1日はジンエアーが韓国・仁川線、エバー航空が台湾・台北線、キャセイパシフィック航空が香港線、タイ・エアアジアXがタイ・バンコク線を再開。仁川線で今年7月に再開し、8月から全便運休していた大韓航空も、同日から「再々開」となった。2日はタイ国際航空がバンコク線、エアアジアXがマレーシア・クアラルンプール線を再開した。
このうちキャセイは約2年9カ月ぶりの運航再開。1日午後にボーイング777型機(438席)の初便が、香港から346人を乗せて到着した。他社の到着便が重なったことで、検疫や通関などの入国手続きに1時間以上かかったが、到着ロビーで同社や北海道ぎょれん、北海道エアポートの関係者が半被姿で出迎え、記念品を手渡すと笑顔が広がった。
折り返しは63人の搭乗にとどまり、円安や航空運賃値上がりの影響をうかがわせたが、キャセイ日本支社の福田政信マーケティング・広報マネジャーは「香港からの観光目的で予約も好調。5、6日もすれば観光を終えた方の日本からの利用も本格化する」と期待。今月は火、木、金、土、日曜の週5往復で運航し、来年1月にも毎日運航の週7往復に拡大する予定だ。
新千歳の国際線は2日現在、航空15社がシンガポールを含めて計六つの国・地域、7空港との路線で運航を再開し、週約100往復まで回復した。
















