4年ぶり日米共同演習 国内侵攻想定し図上訓練 東千歳

4年ぶり日米共同演習 国内侵攻想定し図上訓練 東千歳
開始式で訓示を述べる沖邑総監(右から2人目)

 陸上自衛隊と米軍の日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ83)は4日、総合訓練開始式を東千歳駐屯で行った。国内最大規模の指揮所演習で、東千歳では2018年12月以来4年ぶり。5~12日に陸自約1400人、米陸軍約200人が日本国内への敵の武力攻撃を想定し、24時間態勢で図上訓練を展開する。

 同演習は1982年から続く陸自の方面隊、米陸軍の軍団レベルによる指揮所演習。在日米陸軍、陸自のシンボルを掛けたヤマサクラの頭文字、通称YSの名前で展開している。従来は一方面隊の実施だったが、今回は東千歳で訓練する北部方面隊(総監部・札幌市)をはじめ、陸上総隊、西部方面隊など国内複数部隊に拡充した。仮想敵国を定めず本道、九州などが侵攻を受ける想定で、日米両軍がコンピューター上で部隊を展開して防衛する。

 開始式には陸自約60人、米軍約30人が参加。訓示で北部方面総監の沖邑佳彦陸将が「日米の連携を密接にして任務を完遂することが重要」と強調し、米軍第11空挺師団(アラスカ州)のブライアン・アイフラー師団長は「両国の関係は連携することでさらに強固になる」と述べた。

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