苫小牧市と市社会福祉協議会ボランティアセンターはこのほど、「多様性ってなんだろう~多様な性別から学ぶ」をテーマに、中高校生向けのボランティアスクール(ボラスク)を市民活動センターで開いた。13人が参加し、講話やグループワークを通じて、さまざまな人が暮らしやすい社会について学びを深めた。
講師は、性的少数者を支援しているNPO法人北海道レインボー・リソースセンターL―Port(エルポート)の代表理事、中谷衣里さん。中谷さんは、多くの当時者は、周囲にカミングアウトしていないため、配慮に欠けた発言をすると、知らずに人を傷つける可能性があることを指摘。「いろいろなセクシャリティーの人が共に生きていることが当たり前という意識を持ってほしい」と呼び掛けた。
苫小牧市在住の当事者男性も、自身の性的指向を友人によって周囲に暴露されて傷ついた経験を語り、生徒たちは真剣に耳を傾けていた。
ボラスクは、市のジュニアボランティア育成事業の一環。今回は同事業で初めて「性」を取り上げた。千寺丸洋市社協ボランティアセンター長は「学びで得たことを家族や友人と共有してもらい、苫小牧から多様性のある社会の実現を目指したい」と話している。
















