出光興産北海道製油所の山岸孝司所長は7日、風況観測開始の発表に伴い、同社の中期経営計画の取り組み、狙いなども語った。
―中期経営計画で北海道製油所の位置付け。
「一番大事にしているのは『変革をカタチに』。特に脱炭素社会の歩み、カーボンニュートラル(CN)に向けた社会実装、必ず形にする決意を述べている。北海道製油所は北日本唯一の製油所。CN燃料を準備していかなければならない。合成燃料製造が最も目標とするところ」
―合成燃料製造の狙い。
「灯油だけでなく、トラックやバスの物流燃料、新千歳空港の旅客機燃料と、すぐに代替燃料にするのは厳しく、液体燃料のニーズはずっと続く。ただし(脱炭素社会実現で)化石燃料から造る液体燃料を使い続けるのは難しい。二酸化炭素と再エネで造った水素を化学反応させれば合成燃料ができ、その先の液体燃料供給を通して、皆さんの生活を支えられる。合成燃料製造はハードルが高いが、技術革新でぜひ完成させたい」
―北海道製油所の強み。
「再生可能水素や二酸化炭素で合成液体燃料を造るルートを開発していくが、その後の商流に乗せるところは毎日、当製油所がビジネス、事業として遂行している。液体燃料を皆さんに安定供給できることが最大の強みで、『上流』の部分を早く実現化したい」
















