杉田総務政務官の更迭を アイヌ政策検討市民会議、首相に意見書

杉田総務政務官の更迭を アイヌ政策検討市民会議、首相に意見書
杉田総務政務官の更迭を求めて記者会見するゲーマン代表(左)ら=8日午後3時10分ごろ、道政記者クラブ

 自民党の杉田水脈総務政務官(衆院比例中国ブロック)がアイヌ民族や性的少数者らを侮蔑的に表現した過去のブログの投稿などの一部を撤回し、謝罪した問題で、アイヌ政策検討市民会議(代表=ジェフ・ゲーマン北大大学院教授)は8日、道庁で記者会見し、岸田文雄首相に対して総務政務官の更迭を求める意見書を送付したと発表した。

 会見したゲーマン代表は、杉田氏のヘイトスピーチに「危機感を感じ、声明文を出すことにした」と説明。杉田氏は2日の参院予算委員会で「内閣の一員として指示に従い、配慮を欠いた表現を反省し、傷ついた方々に謝罪し、表現を取り消す」と答弁したが、ゲーマン代表は「直接被害を受けた肝心の人たちには謝罪の意は全く届いていない」と指摘。「また、いったんネットに流れた情報は容易に取り消せない」と表面的な答弁のみでは問題解消にはつながらないと強調した。

 意見書では、杉田氏を政府要職に起用し続ける岸田首相に抗議。政府は杉田氏の行動・発言が人種差別に当たることを確認する▽杉田氏の行動・発言が人種差別に当たることを本人自身に明確に認識させる▽杉田氏がヘイトスピーチの広範な被害者に対して直接謝罪する場を設定する▽杉田政務官を直ちに罷免する―の4点を求めた。

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