苫小牧市と包括連携協定を結ぶバレーボールVリーグ男子2部のサフィルヴァ北海道(札幌)が3日、苫小牧東小学校体育館でバレーボール教室を初開催した。東胆振の小中学生28人に技術指導した他、威力抜群のスパイクや卓越したボールハンドリング力などを披露し参加者らを沸かせた。
今年11月に開幕したVリーグ男子2部レギュラーラウンドで3位につけるサフィルヴァ。日程の合間を縫って青島賢司(34)=札幌市出身=、米村恒輝(22)=富良野市出身=、吉田隼人(24)=長崎市出身=、中林一真(同)=福岡県柳川市出身=が来苫した。
主に競技の基本になるレシーブやスパイク、サーブといった各技術を磨く練習を参加者と一緒に実践。手本を示すたびに、会場には「おー」と驚きの声がこだました。
緑小同好会の安藤聡一郎(明野6年)は、自身が担うセッター目線から「アタッカーが打ちやすいように正確にトスを上げていてすごかった」と目を丸くする。拓勇BRAVEの藤嶋美月(拓進6年)は、スパイク時に「顔の前側でボールを打つと力が伝わることを教わった」と喜んだ。
新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら参加者との交流を楽しんだ青島は「きょう教わったことを各チームに持ち帰って取り組んでほしい」と期待。チームは来年1月28、29両日、2月11、12両日に北ガスアリーナ札幌46=札幌市中央区=で本拠地戦を控える。「札幌と苫小牧は遠いようで近い。ぜひ会場に足を運んで応援してもらえたら」と呼び掛けた。
苫小牧市とサフィルヴァを運営するNPO法人Mirrisoスポーツは2020年10月、サブホームタウンパートナーとして地域活性化に向けた相互連携を図る目的で協定締結。昨年秋には苫小牧市総合体育館でVリーグ男子2部のホームゲームを開催した。




















