出光興産北海道製油所の山岸孝司所長が15日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れた。来年9月に迎える操業50周年の節目に向け、「ご支援頂いた地域の皆さまに感謝している。コロナ禍で様子を見ながらだが、記念行事を検討したい」と述べた。
同製油所は脱炭素社会実現に向け、化石燃料の需要減が見込まれる中、来年度から再エネルギーを活用した水素製造、合成燃料の製造などを実証する。エネルギー供給拠点として地域に貢献し続ける方針を示し、第1弾として今月2日、風力発電設備の設置を視野に風況観測を始めた。
山岸所長は「体感的に『風力は使える』と思ったがデータはなかった」と指摘し、約1年かけて風速など情報を収集する方針を説明。「脱炭素でも急に液体燃料はなくならない。カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)燃料を、石油精製してきた製油所の技術で製造できれば」と強調した。
















