日本CCS調査(東京、JCCS)の中島俊朗社長が16日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れた。二酸化炭素(CO2)を分離、回収し、地中にためる「CCS」の社会実装に向けて、「期待や関心が高まっている。苫小牧から世界に発信していく」と強調した。
同社は市真砂町でCCS実証試験を展開。2019年にCO2を海底の地層に30万トンため、安全に実用化できる技術と証明した。国はCCSがカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)実現に必要不可欠と位置付け、30年の商用化を目指している。
CCS実証プラントでは今年度、10月までに国内外から約1300人の視察を受け入れたといい、「苫小牧は貯留に有望な地層があり、CO2排出源もあってコンパクトにできる。地域の皆さまの理解と協力もあるポテンシャルの高い地域。JCCSとしても苫小牧のお役に立っていきたい」と述べた。
















