苫小牧骨髄バンク推進会(矢嶋翼会長)は19日、骨髄バンクにドナー登録し、骨髄・末梢血幹細胞の提供者に選ばれた人に対する休業補償制度の設立を求める要望書を苫小牧市に提出した。矢嶋会長は「移植を待つ人の命を救うため、制度の早期導入を」と求めた。
要望内容は▽骨髄バンクドナーへの助成制度の早期導入▽企業・団体におけるドナー休暇制度の促進―の2点。矢嶋会長、青山晴美副会長、千葉美保子説明員が市役所を訪れた。
矢嶋会長は1人の患者に対し、白血球の型が適合した複数のドナーが候補として選出される仕組みを説明。ドナーはコーディネーターの面談を経て最終的に1人に絞り込まれるが、その過程で約3割が仕事を理由に提供を辞退している実態を指摘した。
収入減がネックで仕事を休めない人もおり、全国で900を超える自治体がドナーへの経済的負担を軽減するための助成制度を導入しているが道内では皆無なことから、「全道でも突出してドナー登録者が多い苫小牧でこそ、助成制度を設けるべき」と訴えた。
要望書を受け取った岩倉博文市長は「道の検討の状況も確認しつつ、スピード感を持って検討していきたい」と語った。
















