今年の漢字は「守」 鈴木直道知事 地方紙5紙年末インタビュー 知事選「適切な時期に判断」 ウポポイ誘客促進新段階へ

今年の漢字は「守」 鈴木直道知事
地方紙5紙年末インタビュー
知事選「適切な時期に判断」 ウポポイ誘客促進新段階へ
今年の漢字に「守」を選んだ鈴木知事=22日午後4時20分ごろ、道庁

 鈴木直道知事は22日、苫小牧民報など地方紙5紙の年末インタビューに応じ、2022年を表す漢字一字に「守(まもる)」を選んだ。「さまざまな困難から道民の皆さまをいかにして守っていくかということに取り組んできた一年だった」と振り返った。

 具体的には「新型コロナウイルス感染症の長期化のほか、ロシアのウクライナへの侵略によるエネルギーや原材料などの物価の高騰、円安、高病原性鳥インフルエンザの発生」を挙げ、「守」を選んだと説明した。

 来年の抱負については「エネルギー、デジタル、食の三つの分野が大切になる」と強調。3月にはプロ野球北海道日本ハムの新球場「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)が開業するほか、4月にはG7(先進7カ国)気候・エネルギー・環境相会合、9月にはアドベンチャートラベル・ワールドサミットなど「国内外のイベントが連続してある」と指摘。「北海道の魅力、強みを国内外に発信できるフェーズ(局面)になってくる」とし、「再び北海道を成長軌道に乗せる一年にしていきたい」と語った。

 年間100万人の来場目標を掲げて20年7月に開業した白老町のアイヌ文化復興拠点「ウポポイ」に関しては、今年12月20日時点で「(開業からの累計で)延べ74万人を超える道内外の人たちに来場いただいた」と明かした。コロナ禍での開業で「ついこないだまで入場制限があった。私も官邸での会議で他の国立施設が普通に入場しているのに、どうしてウポポイだけ人数制限しているのですかと検討をお願いし、すぐに制限がなくなった」と説明。今後の誘客促進のキーワードには「海外」を挙げた。「先住民族の文化に対してさまざまな取り組みをしている海外の国々がある」と指摘し、「そうした国々との連携で国内外に発信することで新しい段階ができるのでは」と期待感を示した。

 また、再選出馬の態度を保留している来春の知事選(3月23日告示、4月9日投開票)の対応については「任期がまだ4カ月ある。今は知事としての責任がある仕事に、まず全力で向き合っていくことが大事だ」と強調。「ただ一方で任期がある。その点についてはしっかり適切な時期に、私自身が判断をしたい」との姿勢を示した。

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