新規感染者数4割減少 病床使用は高水準 確保2408床に増やす 道コロナ対策本部

新規感染者数4割減少 病床使用は高水準
確保2408床に増やす 道コロナ対策本部
確保病床の増床を発表した鈴木知事=23日午後5時20分ごろ、道庁

 道は23日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。人口10万人当たりの新規感染者数は「第8波」のピーク時から4割減少したが、病床使用率は依然として高水準で推移。記者会見した鈴木直道知事は、年末年始を迎えて帰省や旅行が本格化し、人との接触機会が増えることから「感染リスクが高まる場面における感染防止対策(三つの場面と五つの行動)の再徹底と、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種の検討」を道民に呼び掛けた。

 23日時点の全道の感染状況は(1)10万人当たりの新規感染者数671・9人(2)病床使用率48・2%(3)重症病床使用率6%。(1)は直近のピークだった11月22日(1138・9人)から41%減少し、都道府県別では最少の沖縄県に次いで46番目の水準まで低下(2)は足元で増減を繰り返し、札幌市や道北圏で50%を超えるなど高い水準が続いている。

 対策会議では、全道の最大確保病床数を124床増床して2408床とすることを決定。23日に病床確保計画の変更を国に提出し、24日から運用を開始すると発表した。知事は「関係団体や医療機関に丁寧な説明を行い、実情を伺いながら意思確認を進め、最大限の協力を頂いた」と説明。24日から1月12日まで、JR札幌駅構内に無料の臨時検査場を新たに設置することも決めた。

 国の専門家による検討が進められる新型コロナウイルスの感染症法上の見直しについては、知事は▽新たな地方負担を生じさせない▽都道府県のみならず、市町村とも丁寧な協議を進める―の2点が重要であることを強調。「全国知事会とも連携し、国へ働き掛けを強化していく」との姿勢を示した。

 また、知事は今年1年を振り返り「1月に道内でオミクロン株が初めて確認され感染が急拡大し、その後もBA.2、BA.5への置き換わりにより感染拡大を繰り返してきた。全数届け出の見直しなど、オミクロン株の特性を踏まえ、さまざまな取り扱いについて大きな変更もあった」と指摘。道民や事業者、医療機関に「理解と協力を頂き、改めて心から感謝を申し上げる」と述べた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る