年越しそば書き入れ時 良い新年迎えて

年越しそば書き入れ時 良い新年迎えて
年越しそば作りに励む「やぶそば」の松原店主=31日午前6時半ごろ

 大みそかの31日、苫小牧市内のそば店は、客に提供する年越しそばの作業に追われた。職人が丹精を込めて手打ちの麺作りに励んだ。

 創業から半世紀以上の老舗店「やぶそば」=市沼ノ端中央=では、松原正人店主(67)が前日の30日午後11時ごろから作業を開始。空知管内秩父別町産のソバの実を石臼でひいたそば粉をこね、のし棒で生地を平たくし、包丁で手際よく切る作業を徹夜で続けた。31日午前6時半ごろまでに、予約注文の持ち帰りや、店内で提供する約300食分を仕上げた。

 ソバの実や小麦粉など材料費が昨年より1割ほど上がったため、各メニュー価格を10月に50円ほど引き上げたという。持ち帰りの年越しそばも50円値上げし1食650円に。「原料の仕入れ値上昇で改定せざるを得ませんでした」と、松原店主は理解を求める。

 心を込めて作った麺は、そば愛好家を引きつける同店伝統の味。「ひき立てなので風味をより感じることができる。そばを味わい、良い年を迎えてほしい」と話した。

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