苫小牧市末広町2の花卉(かき)仲卸・苫花(鈴木幹也社長)は4日、「苫花地方卸売市場」のオープニングセレモニーを同所で行った。市が移譲した旧公設地方卸売市場花き部で同社の運営が始まり、鈴木社長は「安定した花卉取引を続け、より良く発展させていく」と力を込めた。
市場の民間活力導入で、移譲は1日付。市は2021年に青果、水産で指定管理者を導入したが、花は嗜好(しこう)性の高さなどを踏まえ、民間がより力を発揮できるよう、公募を経て同社に施設を売却した。この日は初競り前に鈴木社長と岩倉博文市長がテープカットのセレモニーを行い、関係者ら約40人で新生市場の船出を祝った。
鈴木社長は苫小牧中央花卉、苫小牧生花商組合、生産者らとの連携を強調し「立地を生かし花卉流通のハブ化を目指す。SNS(インターネット交流サイト)で花の情報発信にも力を入れる」と意欲。「花育(はないく)」などイベント開催、取扱品目の拡大なども目指す方針で、市長も「引き続き施設の運営を支援したい。花と緑の価値をこの施設から発信して」と期待を寄せた。
















