22年の交通事故、死者は過去最少2人 苫小牧署管内

22年の交通事故、死者は過去最少2人
苫小牧署管内
昨年12月に安平町で起きた死亡事故の現場診断を行う交通安全関係者

 苫小牧署は18日までに、2022年の管内(東胆振1市4町)の交通事故統計をまとめた。人身事故が前年比46件減の403件、負傷者は26人減の485人、死者も前年比7人減の2人と軒並み減少。死者数は道交法が施行された1960年以降で最少を更新した。

 事故類型別では、「自転車対車」が前年比26件減の49件。21年に計4人が亡くなった「人対車両」も同11件減の43件で、死者はゼロだった。

 車両同士の事故は「追突」が5件増の139件で最多。「出合い頭」は17件減の76件、「正面衝突」は7件増の12件だった。

 過失割合が大きい「第1当事者」を年齢別に見ると、65歳以上が94人と最も多かったが前年より29人減った。50代も28人減の60人、30代は5人減の45人となった。一方、16~24歳が13人増の59人、25~29歳は6人増の34人、40代も3人増の73人となり、60~64歳は前年と同数の30人だった。

 第1当事者の違反別では安全運転義務違反が294件で、全体の7割に上った。内訳は「安全不確認」が50件減の94件、脇見運転など「前方不注意」が8件減の71件、ブレーキペダルの踏み間違いなど「運転操作不適」が13件増の52件、「動静不注視」は3件減の45件だった。

 事故現場の市町別の内訳は苫小牧市が前年比35件減の371件、白老町は17件減の12件、安平町は1件減の9件、むかわ町は3件増の7件、厚真町は4件増の4件となっている。

 同署は昨年、渡ろうとする人がいる横断歩道の手前での一時停止を怠る「歩行者妨害」や飲酒運転の取り締まりを強化した。また、高齢ドライバーの運転免許証の返納促進へ交番・駐在所に加え、町役場に返納窓口を開設。署員が家族の相談を受け、当事者と話し合う機会もつくり、同年は計461人の自主返納につなげた。

 23年の道内の交通事故死者数は19日時点ですでに8人を数えており、同署交通1課の伊藤昌彦課長は「取り締まりに力を入れつつ、冬型事故の危険性も周知していきたい」と語る。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る