苫小牧市科学センターは21日、人工知能(AI)について学ぶ講座「サイエンス・カフェ」を開いた。講師の北海道大学情報科学研究院助教のジェプカ・ラファウさん(48)の話を聞き、市民がAIに理解を深めた。
小中学生向けと大人向けの2回実施し、小中学生向けでは子どもと保護者5組10人が参加した。
ジェプカさんは、AIのアルゴリズム(問題を解決するための手順・方法)を形成する機械学習について紹介。人が正解を与えて学ばせる方法や正解を与えずに経験を積ませていく方法があり、アルゴリズム形成が困難な時には何百回もの試行錯誤を繰り返させるやり方もあることを伝えた。
最近、流行している学習方法には「AIにインターネット上から学習データを見つけさせ、それを基に正解を出す『自己教師あり学習』がある」とし、例としてAIにチャット(リアルタイムで会話ができる)機能で質問すると答えが返ってくるソフトについて説明した。最後に「まだAIは人間レベルには達していないが、想像以上のスピードで進歩している。仕組みや問題点を理解していってほしい」と呼び掛けた。
参加者は終始興味津々の様子で耳を傾け、海野玲央奈さん(13)は「人工知能が人間を超える可能性について興味があった。チャット機能を使えるAIがある事など、詳しく勉強できて楽しかった」と話した。
















