苫小牧市は、市内の高校や専門学校で消費者トラブルについて考える巡回パネル展を開催中だ。成人年齢が18歳に引き下げられ、保護者の同意なしに契約などができるようになったことを受けて企画。市民生活課は「若い世代に悪質な商法もあることを知ってほしい」と話す。
昨年4月の民法改正で親の同意なしにクレジットカードをつくったり、アパートの賃貸契約を結んだりできるようになったため、未然に被害を防ぐ知識を身に付けてもらいたい考えだ。
西高校(新山雄士校長)は23日、卒業を控える3年生の教室が並ぶ2階の廊下に5枚のパネルを設置。「投資詐欺・マルチ商法」「サプリメントに注意」と題し、実際にあったトラブル事例を紹介している。
「初めての一人暮らし」では、インターネット上の情報だけを信じて契約せず実際に内見するようアドバイス。退去時の原状回復についても触れている。
3年の小山凜花さん(18)は「高校を卒業したら今まで以上に自分で金銭を管理することが増えるので、詐欺やマルチ商法に引っ掛からないようにしたい」と気を引き締めた。
パネル展は16日に工業高校でスタートし、3月末まで市内高校7校と専門学校2校で実施する予定。
















