旅客3年ぶり1000万人超え 22年新千歳 幹線中心にV字回復

旅客3年ぶり1000万人超え 22年新千歳 幹線中心にV字回復
新千歳空港の2022年旅客数

 北海道エアポート(HAP)は24日、新千歳空港の2022年航空概況を発表した。旅客数は前年比84・9%増の1522万6250人で、3年ぶりに1000万人を上回った。新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いているが、国内線は幹線を中心にV字回復し、国際線も旅客定期便の再開が本格化した。

 新千歳の旅客数は20年、21年と2年連続で過去最少を更新していたが、3年ぶりにプラスに転じた。ただ、「コロナ前」の国内線、国際線はいずれも右肩上がりで、19年は過去最多だったこともあり、コロナ前の水準には戻り切っていない。

 国内線は1497万359人で前年比81・8%増。コロナ前の19年比では27・8%減。半分弱を占める羽田線が前年比73・5%増の683万3056人と順調に回復したのをはじめ、伊丹線、関西線、福岡線、成田線は同1・7~2・2倍程度。

 国際線は前年から全増の25万5891人、19年比では93・4%減。旅客定期便は20年4月からゼロだったが、昨年7月に2年4カ月ぶりに復便。同10月から政府の水際対策の大幅緩和もあり、中国本土を除くアジア圏で路線の再開が本格化している。

 HAPは国内線について「コロナの影響は引き続き受けているが、感染対策の行動制限がなくなり、全国旅行支援が実施され、旅客需要の回復傾向が続いた」と分析。昨年12月の旅客数は19年比でも8・2%減まで戻り、今年も「反転攻勢」に期待を寄せる。

 国際線も定期便数は昨年12月現在で3割程度まで復便しており、HAPは「中国本土との定期便のゼロが続くが、今月は春節で中華圏から多くの方が本道を訪れるなど回復傾向にある」としている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る