苫小牧市消防本部のまとめによると、2022年の市内での火災発生件数は前年比4件減の51件(速報値)だった。建物火災については7件増えており、同本部は市民に対し、改めて火の取り扱いに注意するよう呼び掛けている。
火災種別では、建物火災42件(前年比7件増)、車両火災3件(同8件減)、河川敷やごみ集積場などでの「その他」火災が6件(同3件減)だった。
出火原因別(判明分)を見ると、電灯・電話などの配線4件(同1件減)、こんろ4件(同増減なし)、たばこ4件(同1件減)、ストーブ3件(同1件増)、電気機器1件(同2件減)などとなっている。
死傷者は22人(同5人増)で、内訳は死者6人(同4人増)、負傷者16人(同1人増)。8月には泉町のアパートで40代の母親と10代の娘、11月にはときわ町の住宅で80代と50代の親子が死亡する建物火災が起きた。
火災予防のポイントについて、市消防署の福島慎二管理調査課長は「付けた火を消すのが基本で、火の元を離れないことや可燃物を近くに置かないことが肝心」と訴える。
住宅用火災報知器については「寝室のほか、台所など火の気の多い場所に設置することが大切。1カ所で火災を検知すると、他も連動するタイプを導入すれば逃げ遅れのリスクは低くなる」と指摘。使用期限は10年が目安で、設置が義務付けられた頃に取り付けた世帯の多くは交換時期を迎えているとし、注意喚起している。
















