インフル注意報3年ぶり 苫小牧保健所 「基本対策徹底を」

インフル注意報3年ぶり 苫小牧保健所
 「基本対策徹底を」

 苫小牧保健所は2日、インフルエンザの注意報を約3年ぶりに発令した。管内(東胆振1市4町)の1定点医療機関当たりの患者数は1月23~29日の1週間、15・38人で基準値(10人)を超えた。15歳以下が約8割を占めており、同保健所は「手洗いやせきエチケットの励行など基本的な対策を徹底してほしい」と呼び掛けている。

 注意報発令は2020年1月27日~3月1日以来。定点当たり患者数は1月23~29日、前週に比べて2・3倍と急拡大し、道平均8・89人も上回った。

 管内では1月2~8日、定点当たり患者数が2人となり、流行入りの目安とされる1人を約3年ぶりに超えた。その後、同9~15日は3・5人、同16~22日は6・75人とほぼ倍々で感染が広がっていた。

 苫小牧市内で小中学校の3学期が始まった16日以降、感染拡大傾向が顕著。小学校では3シーズンぶりにインフルの集団感染も確認された。管内感染者の3分の2ほどが10歳未満で、同保健所は「小児を中心に感染が広がっている」と危機感を募らせる。

 管内は新型コロナウイルスの感染が拡大した20年以降、感染症対策の徹底や外出・人流の抑制などが奏功し、インフルは流行することがなかった。今冬は全国的にインフルが流行し、コロナとの同時感染拡大も懸念されてきた。

 同保健所は「インフルもコロナも対策は同じ。外出後の手洗いや適度な湿度の保持、マスク着用などこれまで通りの感染予防を徹底してほしい。栄養や睡眠を十分に取ったり、人混みを避けたりと、日頃の生活で心掛けてもらえれば」と話す。

 管内は、苫小牧市7カ所、白老町1カ所の計8カ所の定点医療機関で感染動向を把握している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る