池田氏が知事選出馬表明 野党陣営と与党対決の短期決戦へ

池田氏が知事選出馬表明 野党陣営と与党対決の短期決戦へ
記者会見で道知事選への出馬を表明した池田氏=4日午前11時ごろ、新千歳空港

 立憲民主党道5区総支部代表で、前衆院議員の池田真紀氏(50)は4日、新千歳空港内で記者会見し、道知事選(3月23日告示、4月9日投開票)への立候補を正式に表明した。候補選考作業が難航した野党陣営が池田氏を擁立したことで、統一地方選の頂点の与野党対決の構図が確定。告示まで6週間余りに迫った超短期決戦が始動した。

 会見には立憲道連の勝部賢志代表代行らも同席。池田氏は「ぎりぎりまで迷ったが昨晩、出馬を固めた。『誰ひとり置いてけぼりにしない』との政治理念は不変。人に焦点を当て、温かく、元気になる北海道を目指す」と述べた。詳細な公約・政策は近く発表する。

 池田氏は東京都板橋区出身で、北大大学院修了。板橋区職員を経て2011年から札幌を中心に社会福祉士として困窮者支援に取り組んだ。国政選挙には、14年衆院選で旧民主党道連推薦の無所属候補として道2区に初挑戦したが落選。16年には町村信孝衆院議員死去に伴う道5区補選に野党統一候補として出馬し、自民候補とデッドヒートを演じて惜敗。道内における「野党共闘」のシンボル的存在になった。17年に再び道5区から出馬し比例復活で初当選。21年の衆院選は同区で敗れた。

 野党陣営は、池田氏の政治経験や福祉分野での活動実績、道央圏を中心とした知名度などを評価。再選出馬を表明している鈴木直道知事(41)に対して、女性候補として対立軸を示しやすいと判断。1月29日に立憲道連、国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議の4者が共同で、出馬を要請していた。

 池田氏は次期衆院選道5区の候補予定者だが、くら替えで知事選に挑む。無所属から出馬し、立憲、国民両党が支援する。

 一方、1月28日に再選出馬を表明した鈴木知事は1日に後援会の選対本部が事務所開きを行うなど、事実上の選挙戦に突入している。前回同様、自民、公明両党と新党大地が推薦を決めている。知事選には、無所属新人の門別芳夫氏(61)も出馬を表明している。

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