苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は3日、創造工学科フロンティアコース5年生の研究成果発表会を開いた。専攻分野が異なる16人が五つのグループに分かれ、「防災アプリの開発」「工場内の呼び出しシステムモデル」など1年間かけて取り組んだ研究の成果を披露した。
「小規模空間における新規除菌システムの開発とそのビジネス化の検討」をテーマに発表した4人は、アルコールに代わる新型コロナウイルスの消毒液について研究。10分間で研究の背景や目的、実験内容、収益化などをプレゼンした。「キトサン水溶液を15分置きに超音波加湿器で噴霧することで持続的な除菌効果、抗菌効果が得られる」と説明し、営業利益にも言及した。
発表会には、4年生や研究に協力した企業関係者を含む約30人も出席。会場では「どこからアイデアを得たのか」などと質問も飛び交った。
「昨年12月に実験が終わり、そこからビジネスモデルを作成しなければならず大変だった」と環境系の秋山尊さん(20)。機械系の秋本柊友さん(20)は「研究や発表会を通じ、応用化学系の研究についても学べてよかった」と語った。
この日は、4年生によるプレ卒業研究発表会も行われた。
















