千歳市が所有する「道の駅サーモンパーク千歳」で、4月に指定管理者が代わるのに伴い、テナント8事業者が3月末で退去するよう求められていることが分かった。テナント側は通知が遅く認められないとして、指定管理者選定の差し戻しを市に求めるなど反発している。山口幸太郎市長は8日の会見で「問題の早期解決に向け、協議の場の設定や適切な指導をする」と述べた。
市によると、現指定管理者のシダックス大新東ヒューマンサービス(東京)とテナントの賃貸借契約では、退去を求める場合は6カ月前までに文書で通知すると定めている。シダックスからのテナントへの通知は新たな指定管理者がTTC(静岡県)に決まった昨年11月に口頭で行われたという。
TTCはテナントを直営する方針で事業者を選定済み。シダックスは8日、ホームページに「テナント契約期間満了通知について不備があり、迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。再度、説明の場を設け、早期の解決を図るべく誠心誠意対応させていただきます」とするおわびを掲載した。
市によると、同サーモンパークは2015年8月にオープン。シダックスの期間満了を控え、昨年5月に次期指定管理者を公募し、市の選考委員会の審査で同11月、TTCに決定した。仮協定後の12月15日に市議会議決を経て同23日に正式協定を締結した。
テナント側代表の久保田聡さんは「これまで指定管理者に協力して誘客でも売り上げでも数字を出し、道内有数の施設にした自負がある」と語り、指定管理者の公募時期を含め市の対応にも不信感を募らせている。
















