東京商工リサーチ北海道支社は、1月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は14件で、負債総額は15億5300万円となった。前年同月に比べ6件増加し、負債も80・2%(6億9100万円)増に。新型コロナウイルス関連倒産は7件発生し、倒産件数の半数を占めた。
地域別では、札幌市が7件で最多。これに旭川市(3件)が続き、小樽、美唄、北斗市とその他(町村部)で各1件発生した。
業種別では、建設業とサービス業・他(共に5件)が最も多い。以下、不動産業(2件)、1次産業と情報通信業(各1件)の順。
原因別では、不況型の「販売不振」が8件と全体の6割近くを占めた。これに「他社倒産の余波」と「信用性低下」(各2件)が続いた。
1月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は42人だった。
コロナ関連倒産は7件発生し、道内では累計で205件となった。
同支社ではコロナ関連倒産の構成比が「今年に入っても高くなっており、長期化しているコロナ禍の影響が続いている」と説明。「ゼロ・ゼロ融資を利用した企業は多く、その副作用が過剰債務となってのしかかっている」と指摘し、「経営者マインドが低下し、あきらめ型倒産につながることも否めない」と分析している。
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一方、帝国データバンク札幌支店の1月調査では、道内企業倒産は15件、負債総額16億5300万円。前年同月に比べ7件増えており、負債も92・2%増とほぼ倍増した。
















