2022年に苫小牧市消防本部が受けた119番通報の件数は前年比1443件増の1万3849件となり、過去10年で最多だった。救急、救助、火災の通報が約7割を占めた一方、急を要さない不適切な内容も多く、同本部は適正利用を呼び掛けている。
通報の主な内訳は救急9145件(前年比1193件増)、救助120件(30件増)、火災60件(10件減)で、危険物の漏えいや自然災害といった「火災、救急、救助以外の出動」も1100件(217件増)に上った。
一方、照会629件(101件増)を含む「その他」も3188件(101件増)を数え、「いたずら」は47件(13件増)、「誤報」も288件(2件減)あった。
119番通報の受理件数は13年9786件、14年1万82件、15年1万46件、16年1万906件、17年1万3004件、18年1万3568件、19年9861件、20年1万1851件、21年1万2406件と増加傾向。通報は同本部の消防指令センターで日中3人、夜2人が交代で24時間365日対応している。
田中一夫指令1課長は「緊急性の低い通報が続くと出動が遅れ、救える命も救えないリスクが出てくる」と指摘。火災発生状況は同本部のホームページ(HP)や火災発生案内ダイヤル(機械音声)、休日当番医については市のHPや広報誌で確認するよう求める。
その上で、火災などに遭遇した場合は「発生場所が一番大事なので緊急時こそ落ち着いて伝えるようにし、分からなければ目標物を教えてほしい」と語る。
火災発生案内ダイヤルは苫小牧川以東が0144(33)6200、同以西は0144(72)6200。
照会や相談は同本部 電話0144(84)5014。
















