苫小牧市糸井のパン菓子製造、三星(三浦実社長)は23日から、苫小牧総合経済高校の生徒らが考案したメロンパン「ハスカップサンドしちゃいました!」(250円)を販売する。同社で人気の「極(きわみ)メロンパン」に、ハスカップ味のクリームをたっぷり挟み、甘さと酸味が調和した味わい。5年ぶりの共同開発に両者は「イメージ通りの商品ができた」とPRしている。
同校流通経済科3年生67人の授業「商品開発」に三星が協力した。考案したのは谷口愛梨さん(18)、三浦爽愛さん(18)、高野紗弥さん(18)、今里凜さん(18)の4人。
三星の歴史や地元の食材、パンの売れ筋などを調べ、「メロンパンは子どもからお年寄りまで人気」「特産品のハスカップを使いたい」とアイデアをまとめた。メロンパンをカスタネットのような形に切り、ホイップクリームにハスカップジャムを混ぜて詰め、同社へのプレゼンテーションで最高の評価を得た。
同社も商品化に向けて数回試作し、メロンパンにざらめ糖を振り掛けないなど、甘さと酸味のバランスが絶妙になるよう工夫。このほど試食会を同校で開き、「イメージ通りのパンができてうれしい」と生徒たちの間に笑顔が広がった。
同社企画広報課の佐藤巧さん(50)は「メロンパン、ハスカップの特徴を生かした商品ができた」と喜び、「今後も生徒たちと共同で商品開発していきたい」と話した。
生徒の経験や職業観を培うキャリア教育の同授業は、共同開発に当たる企業にとっても商品の付加価値を高められるメリットがある。これまでも生徒考案の「ハスカップシナモンロール」や「ケラあんぱん」などを販売してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大で実践の場が途絶えるなどし、今回、17年度以来5年ぶりの商品化となった。
パンは23~3月21日、糸井本店、新開店、見山店、沼ノ端店、春日店、中央店、ウトナイ店、駅前店、川沿パセオ店の苫小牧市内9店で販売する。
















