自然体験活動推進へ 支笏湖・定山渓地区 協議会が会合

自然体験活動推進へ 支笏湖・定山渓地区 協議会が会合
支笏湖・定山渓地区の自然体験活動の推進に向け、意見を交わす出席者

 支笏洞爺国立公園支笏湖・定山渓地区自然体験活動推進協議会(事務局・環境省北海道地方環境事務所)の会合が15日、札幌市内で開かれ、2018年3月に策定した両地区の自然体験活動推進プログラムについて意見を交わした。

 道や両地区の関係自治体、観光協会などからオンラインも含め約30人が出席。事務局は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響などで21年度の宿泊延べ数や日帰り利用者数は、両地区とも目標値の3~6割の達成率にとどまり、訪日外国人関連はほぼ0%だったことを報告。一方、樽前山は密を避けたアウトドア人気で登山者が19、20年度比で2~3割増だったと説明した。

 また22年度に入って、海外も含めて旅行者の回復の兆しがあるとし、23年度以降のコロナ収束後を見据え、新たな指標を設定することを提案。出席者から環境保全や脱炭素などを意識した活動を評価する指標の検討も要望された。

 この他、構成メンバーが23年度以降の各自の関連事業を報告した。9月に道内で開催される「アドベンチャートラベル(AT)」の世界イベントについて多くの出席者が取り上げ、「イベント後も北海道のATを推進したい」と強い期待感を示した。ATはアクティビティー、自然、異文化体験の3要件のうち、最低二つを含む旅行形態を意味し、同プログラムの中にAT旅行者を対象にした施策展開も盛り込んでいる。

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