苫小牧市明野新町の古井敏子さん(74)が制作したつるし雛(びな)の展示販売が3月3日まで、市内住吉町のコミュニティーサロン「ハマ遊の友」で行われている。
つるし雛は、ひな人形が高価だった江戸時代後期、地域住民が布やちりめんで作った小さな人形などを持ち寄ってつるしたことが始まりとされる。衣食住に苦しまないように―という願いも込められている。
古井さんは手芸が趣味で、孫娘に15年ほど前、「つるし雛を作ってほしい」とせがまれて作り始めた。独学で作り方を学び、空いた時間にこつこつと仕上げていったという。
着物の切れ端を型紙に合わせて切り取り、綿を詰め込んで縫い合わせたサクラの花やまり、イチゴなどをひもでつるしており、サロンに春らしい雰囲気を演出している。布製のひな人形やお月見ウサギも並ぶ。
古井さんは「部屋に一つ飾るだけで華やかになるので、一度見に来てほしい」と話した。
















