苫小牧市社会福祉協議会が運営する市福祉人材バンクは22日、働き方を考えるセミナーを市民活動センターで開いた。福祉に関する仕事に関心を寄せる市民など9人が参加し、井出社会保険労務士事務所(市表町)の井出留美子特定社会保険労務士から、仕事を選択する上でポイントになる収入や待遇、人生設計などについて学んだ。
同バンクは、高齢者や障害者、児童に関する福祉の現場と求職者をつないでいる。セミナーは事業の一環で、潜在福祉マンパワー活用講習会として実施した。
井出さんは、求職活動で希望する応募先を選ぶ際は、働く時間帯や勤務地、就業日数などの条件の中から「絶対に譲れないものを優先して絞り込むと迷いが少ない」とアドバイス。「収入を上げるためには資格の取得も有効」として、資格取得費用を支援する各種制度も紹介した。
また、年収によって所得税や社会保険料が発生したり配偶者特別控除を受けられなくなったりするなど、働くほど世帯全体の手取りが減るケースがあることを説明。一方、社会保険の加入によって、働けなくなった時に疾病手当金や障害厚生年金などの保障を受けられるメリットがあることも説き、「自分の望む働き方と収入のバランスをよく考えて職場を選択して」と呼び掛けた。
















