ロシアのウクライナ侵攻から24日で丸1年を迎えた。札幌市内では昨年2月以降、「ウクライナに平和を」と訴え、複数の市民団体が街頭で抗議集会やスタンディングを継続しているほか、高校生たちが街頭募金活動も展開した。鈴木直道知事は「現在も道内にはウクライナから避難を余儀なくされている21人の方々がいる」と説明し、「引き続き一人一人の気持ちに寄り添い、安心して北海道で暮らしていただけるよう、きめ細やかなサポートに取り組んでいく」との談話を出した。
軍事侵攻から1年の前日の23日は、市民団体「平和ってい~ね! ていね区民の会」が呼び掛け、JR手稲駅北口広場で抗議集会を開催。みぞれが降る中、約60人が参加。「戦争は嫌だ」、「ウクライナの子どもに平和な未来を」などと訴え、周辺をデモ行進した。
札幌では昨年2月下旬から、市民有志が毎週日曜日にJR札幌駅南口広場で抗議集会を開催。5月中旬まで通算12回開催し、毎回200人前後の市民が参加。道内で暮らすウクライナ人も参加し、母国への支援を訴える貴重な場になった。
この活動をそのまま引き継いだのが、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」(共同代表・上田文雄前札幌市長ら)。5月下旬から10月下旬まで毎週日曜日に札幌駅南口で抗議集会を通算35回開催したほか、ウクライナの人たちの交流集会なども開催。侵攻1年となった24日は午後6時から、繁華街ススキノの街頭で、ウクライナの平和を求めてスタンディングを行う。山口たか共同代表は「太平洋に石を1個投げるようなものかもしれないが、何とか継続していきたい」と話す。
鈴木知事は談話で「ロシアの行為は国際秩序の根幹を脅かす事態であり、また、地理的・歴史的に関係が深い本道が、これまでロシアと築いてきた信頼関係や、道民の思いや努力を損なうもの。断じて容認できるものではない」と改めてロシアを非難した。
















