苫小牧地区労連などで組織する苫小牧春闘共闘会議(横山傑代表)は23日、賃上げ実現などを目指した学習会を苫小牧市文化交流センターで開いた。
全胆振教職員組合執行委員長の渋谷美和子さん(54)、苫小牧社会保障推進協議会の髙橋総一郎さん(43)が学校や医療の過酷な職場環境を報告し、参加者約20人がより良い労働条件について考えた。
渋谷さんは「再任用で担任を持つ学校もあるが、働き方は同じで賃金が6割。ボランティア精神で給料以上の働き」と指摘し「個別最適な学びは人がいないと厳しい。人を育てるためにお金を掛けて」と訴えた。
髙橋さんは看護師らの配置に余裕がない中、新型コロナウイルス感染症の集団感染で医療体制が逼迫(ひっぱく)した状況などを説明。「国の継続的な制度改善はない。診療報酬の引き上げが必要」と述べた。
横山代表は「春闘で物価の高騰をはね返すための賃上げを求める」と強調。「定期昇給を満額得られても生活水準は維持できない。定昇プラス物価の上昇分、月1万円は勝ち取る」と力を込めた。
















