白老町長選 新人2人が立候補 投開票は来月5日 選挙戦は11年以来

白老町長選 新人2人が立候補
投開票は来月5日  選挙戦は11年以来
「将来につながる町に」と大塩氏(右)=28日午前9時ごろ、選挙事務所付近と「町民と行政の架け橋に」と広地氏=28日午前9時すぎ、選挙事務所前

 町長の辞任に伴う白老町長選は28日、告示された。正午までにいずれも無所属新人で、前町職員の大塩英男氏(51)と前町議で会社役員の広地紀彰氏(49)=届け出順=が立候補の届け出を行い、それぞれ陣営の事務所前で第一声。5日間にわたる舌戦の火ぶたを切った。出馬の動きは2人以外になく、新人同士の一騎打ちとなる見込み。届け出は午後5時に締め切られる。投開票日は3月5日。町長選が選挙戦になるのは2011年10月以来。

大塩氏 行政経験をアピール

 大塩氏は午前9時ごろ、大町の事務所前に集まった約200人(主催者発表)の支持者らを前に、選挙カーの車上から第一声。町役場職員として29年にわたる行政経験を踏まえて、「まちづくりを担ってきた一人として、この町を何とかしたい」と力を込めた。

 選挙戦に当たり、「かじ取り役を誤ると、町の将来はない。将来につながるまちづくりに挑みたい」と力強く決意を表明。65歳以上の高齢化率が高い町の現状を踏まえ「公共交通の充実やコロナワクチン支援などで高齢者の安心な暮らしにつなげたい。医療費無償化などの子育て支援も力を入れたい」と最優先で臨むとした政策について述べた。

 役場時代では象徴空間周辺整備推進課や税務課、企画財政課などで働き、行政に明るい。そうした経験を生かした政策に取り組む姿勢を強調し、「役場職員が地域に出て町民の声をたくさん頂き、どんな課題があるかを把握して解決を図ることが重要。それが町長の仕事だと思っている」と述べ、支援を呼び掛けた。

 最後に「選挙戦のこの5日間、死に物狂いで戦い抜く」と訴え、選挙カーに乗り込んで町内遊説をスタートさせた。

広地氏 空き家対策や観光に力

 広地氏は午前9時すぎ、大町の事務所前で出陣式に臨んだ後、約200人(主催者発表)の支持者を前に第一声を放った。「私たちが子どもの頃に夢見た白老は、もっと豊かな社会だった。昨日より良い21世紀の白老をみんなと一緒に見たい」と力を込めた。

 町の行政運営については「もっと町民の声がとどくまちへ」をテーマに「行財政改革や、若い世代に選ばれるまちづくり、町民の健康、観光振興などに力を入れたい」と述べた。

 2024年春に開設予定の新しい町立病院については「サービスやコストへの意識改革が必要だ。病院スタッフや利用者の声を聞きながら改革していく」と強調した。

 また、重視する空き家対策では「町内には空き家が3200軒以上もある。放置すれば、廃屋になってしまう。行政が間に立って仲介すれば、白老は国道36号沿線で一番住宅が安い町になれる。移住や定住の促進につなげられる」と主張した。

 最後に「町民と行政の架け橋になりたい」と訴え、「皆さんの一票が町民による町民のためのまちづくりにつながる。今この場所から始めたい」と訴えた。

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