マスク外して別れ 公立高5校と駒苫高で卒業式 苫小牧

マスク外して別れ
公立高5校と駒苫高で卒業式 苫小牧
卒業生代表のあいさつを聞く生徒たち=午前11時ごろ、苫小牧南高校

 苫小牧市内の全公立高校と私立の駒大苫小牧高校の計6校で1日、卒業式が行われた。政府が「マスクなし」を基本とする方針を打ち出し、個人の判断に着用がゆだねられる中、3年間最後の日に、マスクを外して巣立つ卒業生の姿も見受けられた。

 卒業式でのマスク着用をめぐっては2月、校歌や国歌斉唱の場面を除き、マスクを外すことを基本とするよう政府が決め、道教委も同様の内容を各校へ通知した。

 苫小牧南高校(髙橋昭仁校長、136人)は卒業生と教職員に対し、マスクなしを基本とし「着用するのは構わない」と伝えたほか、これまで1家族1人までとしていた人数制限を解除した。新型コロナ流行以降、中止していた吹奏楽部による演奏も再開し、卒業生は音楽に合わせて入場した。

 式は午前10時に始まり、卒業生の約4分の1がマスクを外して臨んだ。担任教諭が一人一人の名前を呼び、卒業生は起立して「はい」と返事し、クラスの代表生徒が髙橋校長から卒業証書を受け取った。

 卒業生代表の工藤匠太さん(18)は新型コロナ禍に翻弄(ほんろう)された学校生活を振り返りながら、「当たり前が当たり前でないと知った。不安もあったが素晴らしく楽しかった。自分たちが諦めなければ前に進めると感じた3年間だった」と話した。

 髙橋校長は「未知のことに関心を持ち、学び続けてください」とあいさつした。

 市内高校では、苫小牧中央高校が2月26日に卒業式を実施済み。苫小牧高等商業学校は3月4日に行われる。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る