8日に乳がん予防啓発 ソロプチはまなすと苫小牧中央高

8日に乳がん予防啓発
ソロプチはまなすと苫小牧中央高
乳がん早期発見の啓発グッズを準備する生徒とはまなすのメンバー

 女性の権利や生き方について考える世界的な記念日、国際女性デーの8日、乳がんの早期発見を呼び掛けるキャンペーンが、苫小牧市表町のまちなか交流センターココトマで行われる。実施するのは国際ソロプチミスト苫小牧はまなすと、同クラブから奉仕活動の認証と支援を受ける苫小牧中央高校。合同での企画は初めてで、生徒たちも啓発グッズやポスター作りに取り組んでいる。

 当日は午後1時すぎから、市内の乳がん検診実施医療機関が分かるポケットティッシュと食品保存容器をセットにした約100組のグッズを配布する。市の保健師による情報提供も計画。2年に1度の検診や、乳房の状態を自分で確認するセルフチェックの大切さを伝えたい考えだ。

 準備のために2月中旬、苫小牧はまなすのメンバー4人が同校を訪問。生徒11人と一緒に啓発グッズの袋詰めを行った。生徒たちは手ほどきを受けながら作業に当たり、心を込めてキャンペーンのシンボルであるピンクリボンを結んだ。

 生徒会長の湯沼梨那さん(17)は「乳がんは女性だけではなく、男性もかかる可能性があると聞いた。きょうは女子と男子が一緒に作業できてよかった」と感想を述べた。

 また、同校美術部の部員は啓発用のポスター2種類を制作。郷古鈴さん(17)は「9人に1人が乳がんになる情報を、絵と図形を使って表現した」と言い、治療のため乳房を切除した人の悲しみを描いた漫画を読んだことがあるという森本聖捺さん(16)は「悲しい思いをする人を減らしたいという思いを込めて描いた」と語った。

 ソロプチミストの北海道・東北の各クラブは8日、乳がん早期発見キャンペーンを一斉に展開。苫小牧はまなすも2015年から続けている。乳がんは若い世代の発症も多く、若者に関心を持ってもらいたいと同校との活動を計画した。しかし、新型コロナウイルスの影響で3年間活動できず、今年度ようやく実現する見通しとなった。

 古賀孝子会長は「生徒たちもこの活動と真剣に向き合っている。当日は多くの市民に検診の大切さなどを訴えたい」と話している。

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