苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場(塚本鉄兵代表)の門下生が昨年12月に千歳市で開かれた第7回優至会北海道クラス別空手道大会で多数入賞した。日々の稽古で実力を上げた門下生らが存分に力を発揮した。
フルコンタクトの中学男子ABの部に出場した木山耀太(ウトナイ小5年)が3位。小学生ながら15人のトーナメント戦で健闘した。木山は「中学生に交ざっての3位は自信につながった」と笑顔で話した。
1、2回戦は蹴りと突きを中心に危なげなく勝利。3回戦、同門の塚本悠剛と初の公式戦マッチ。持てる力を十分に発揮したが「圧倒された」と塚本の強さに押し切られた。「格上の人たちと試合できて良い経験になった。得意の突きを磨いて、もっと強くなれるように稽古したい」と話した。
6人のトーナメント戦で競ったフルコンタクト小学3年男子A・4年男子Bの部では酒井俊弥(糸井小4年)が優勝。「稽古の成果を発揮できた」と胸を張った。
1回戦では相手の上段蹴りをもらい、危ない場面もあったが「最後まで諦めないで攻めた」と前に攻め続け、手数で圧倒し勝利を収めた。2回戦は相手の戦い方に苦戦し、自ら攻められない苦しい時間が続いた。本戦での決着はつかず延長に入ると、少しずつ戦いに慣れてきた酒井はパンチで押して見事栄冠をつかんだ。「パンチ力をもっと付けたい。形部門を極めてフルコンタクトで生かしていきたい」と語った。
入賞者は以下の通り。
【形】
▽幼年初級B (1)錦戸駿(幼稚舎あいか年長)▽小学1年初級A (1)有坂蒼佑(美園)(2)慈性(拓勇)▽同2年初級A (3)髙安(澄川)▽同2年初級B (1)中居煌(拓進)(2)日向(大成)▽同2、3年初級B (1)上居陽月(ウトナイ3年)▽同4年初級B (2)小林(ウトナイ)(3)海下(若草)▽同3、4年初級A (3)慈性(拓勇3年)▽同1、2年中級B (1)江口あかり(東2年)(2)齋藤(豊川1年)▽同5、6年上級B (2)鈴木(拓進6年)(3)齋藤(豊川5年)▽同4~6年上級A (3)塚本(拓進5年)▽中学1年上級A (1)古河原海音(青翔)(3)塚本(青翔)
【団体形】
▽初級 (2)有坂蒼佑(美園小1年)髙安雄琉(澄川小2年)中居煌(拓進小2年)
【組手ライトコンタクト】
▽小学2、3年女子B (3)上居(ウトナイ3年)
【組手フルコンタクト】
▽年少、年中 (1)有坂心乃花(ひかりの国幼稚園年中)▽年長C (1)錦戸駿(幼稚舎あいか)(2)白取(駒沢幼稚園)▽年長AB (1)岡部蒼空(むかわひかり認定こども園)(2)西島(たいせい保育園)▽小学1年男子B (1)有坂蒼佑(美園)(2)萩野(東)(3)石原(沼ノ端)▽同1年男子A (3)齋藤(豊川)▽同2年男子BC (3)日向(大成)▽同2年男子A (1)髙安雄琉(澄川)(2)長谷川(北光)▽同1~3年女子A (1)江口あかり(東小2年)(2)慈性(拓勇3年)(3)長澤(沼ノ端2年)▽同3年男子BC (3)西島(大成)▽同3年男子A・4年男子B (1)酒井俊弥(糸井4年)▽同4年男子C (2)加藤(北光)▽同4年男子A (1)岡部優輝(鵡川中央)(2)大場(明野)(3)大石(拓勇)(3)大和(拓勇)▽同4年女子A (3)枝村(沼ノ端)▽同5年男子BC (2)岡本(ウトナイ)(3)小向(沼ノ端)▽同6年・中学1年男子BC (1)枝村遥真(沼ノ端小6年)(2)金坂(明野中1年)▽小学6年女子BC (1)鈴木七芭(拓進)(2)畑中(拓進)▽同5、6年・中学1年女子A (1)古河原海音(青翔中1年)(2)井上(澄川小6年)▽中学男子AB (1)塚本悠剛(青翔中1年)(2)工藤(沼ノ端中3年)(3)木山(ウトナイ小5年)(3)髙橋(登別明日1年)▽一般 (1)佐々木健志(2)相原

















