氷上で白熱した戦い 4年ぶりアイスゲット大会 安平

氷上で白熱した戦い 4年ぶりアイスゲット大会  安平
トアサーズ対安平小さくらの小学生の部決勝戦。声援は熱を帯びた

 第17回安平町アイスゲット大会(町教育委員会主催)が5日、町スポーツセンターせいこドームで開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年連続で中止となっており、4年ぶりの開催。小学生、一般の両部合わせて9チームが参戦し、声援を受けながら氷上で白熱した戦いを繰り広げた。

 冬期間の運動不足解消と交流、せいこドームの利用促進を目的とした旧早来町時代から続く軽スポーツイベント。

 ルールは長靴ホッケーを参考にして改めており、交代要員を含めて10人以内でチームを編成し、女性2人以上を含む6人で試合を行う。

 小学生、一般ともにトーナメントで行われた。5チームで競った小学生の部は、遠浅小学校の児童有志で編成したトアサーズが優勝。チームのポイントゲッターとして活躍した同校4年の有本圭壱君(10)は「氷の上は滑って難しかったが、得点をたくさん取ることができて楽しかった」と満足そうに笑みを浮かべた。安平小学校は3チーム参戦し、さくらが準優勝と健闘した。

 4チームで行われた一般の部は、早来中学校2年A組~大志と愉快な仲間たちが2試合連続の1点差ゲームを制して栄冠を手にし、町役場職員らでつくるプリムローズが準優勝だった。

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