苫小牧青年会議所(JC、玉川健吾理事長)は今秋、創立70周年の記念事業として子育てをテーマとしたシンポジウムを計画している。子育て中の保護者が感じている不安に目を向け、求められる支援策を考える場を目指している。子育て世代へのアンケート調査にも乗り出し、これまでに約1000人から回答を集めた。
JCは20~40歳の青年でつくる国際的な団体で、苫JCは1953年12月、苫小牧の発展を担う若者らで創立。今年6月に70周年記念式典を予定しているが、これとは別に9月ごろ、子育てに関するシンポジウムを開く予定だ。
その際の参考とするため1月中旬、子育て世代を対象にアンケート調査をスタート。調査内容は、子どもと回答者の年代・世帯構成、苫小牧で子育てをする上で感じている不安や良い点、今後も苫小牧に住み続けたいと考えているか―など。子どもの医療費負担の軽減や子育て世帯の定住支援など14項目の中から、実現を望む支援施策を選んでもらう項目も設けた。
アンケートは苫JCのホームページにある回答フォームをはじめ、2月のとまこまいスケートまつりのイベントブース、親子連れが多く利用するゲームセンターや商業施設などで実施してきた。
今月5日にもイオンモール苫小牧(柳町)のフードコート前にブースを設け、苫JCメンバーが聞き取る形式で調査を行った。赤ちゃんを抱いた人やショッピングカートに子どもを乗せた人などが足を止め、取り組みに協力する姿が見られた。
苫JCは今後もインターネット上での調査を継続しながら、約1000人の回答の集計作業も同時に進める。角大祐副理事長は「まだ調査の途中ではあるが、回答者の多くが求めている子育て支援策が何となく分かり始めている」と手応えを語る。「調査と同時に有識者からの学びの機会も重ねながら、シンポジウムの内容を検討していきたい」と話している。
















