乗用車を猟銃で破損、苫小牧署が道猟友会員を書類送検

乗用車を猟銃で破損、苫小牧署が道猟友会員を書類送検

 猟銃を発砲し駐車中の乗用車を破損させたとして、苫小牧署は9日、北広島市在住の道猟友会員(79)を鳥獣保護法違反(銃猟制限違反)と銃刀法違反(発射制限違反)、火薬類取締法違反の疑いで書類送検した。「車が止まっているのは分かっていたが、シカを追い駆けて撃ってしまった」と容疑を認めている。

 送検容疑は2022年12月18日、むかわ町穂別の山林で、ライフル銃でエゾシカを捕獲しようとして林道に駐車していた乗用車の方向に発砲し、破損させた疑い。鳥獣保護法は、弾の到達する恐れのある場所で乗り物などに発砲することを禁止している。

 同署によると、同日は道猟友会の複数の支部から会員約90人が集まり、猟を行っていた。同会員は、見つけたシカから目を離した隙に予想していた場所とは違う林道の方向にいたため、車があるのを認識しながら慌てて銃を撃ったという。車の所有者の男性がフロントガラスに穴が空くなど3カ所の破損を発見し、知人が通報した。

 同会員は1月になって同署に出頭し、「乗用車に傷があったが、自分ではないかもしれないと思い、言い出せなかった」と話したという。同署の裏付け捜査で容疑が固まり送検した。

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