苫小牧署は、優良運転者(ゴールド免許ドライバー)の免許更新時講習のオンライン受講をPRする動画を独自に製作中だ。一連の手続きの流れを道警マスコットキャラクター「ほくとくん」がデモンストレーションする内容。オンライン講習は好きな時間に視聴できることが利点で、申請時間の短縮や窓口の混雑緩和などが期待される。2024年度末にも予定される全国運用を見据え、周知に力を注ぐ。
オンライン講習は昨年2月から北海道、千葉、京都、山口の4道府県で始まったモデル事業。パソコンやスマートフォンなどを使い、24時間いつでも受講可能だ。
過去5年間無事故、無違反で70歳未満の優良運転者が対象。専用サイトでマイナンバーカードをかざし、免許証の番号を入力すると、30分程度の講習動画を視聴できる。視聴の合間にはミニテストがあり、本人確認のための顔写真の撮影、送信もたびたび求められる。
特に難しい操作はないがオンライン上だけで更新は完了せず、指定の警察署または運転免許センターに出向き、動画受講を伝えた上、視力などの適性検査や申請手続きを進めなければ新しい免許証は交付されない。
PR動画は2月下旬、同署で「ほくとくん」が一連の手続きを体験する設定で撮影。テロップを工夫しながら編集作業を続けており、今月中にも動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開予定だ。
同署によると、管内の優良運転者のオンライン講習の利用率は昨年12月時点で対象者の1割にも満たなかったが、同年末に免許更新用はがきに専用サイトにつながるQRコードを載せて以降は徐々に増え、現在は2割に迫っている。
連休明けなどは1日で200人が窓口を訪れ、申請開始まで1時間以上待つこともあるといい、同署は「オンライン講習の使いやすさをアピールし、窓口の混雑解消につなげたい」と話す。
















