苫小牧高等商業学校情報処理部のメンバー15人が、日本情報処理検定協会の技能検定1級以上に合格する好成績を収めた。このうち、3年の佐々木飛雄大(ひゅうた)さん(18)は、5種目で1級を取得して会長賞を受け、1年の古川莉奈さん(15)は表計算で1級より上位の初段に合格。初段合格者は開校以来初という。
技能検定は日本語ワープロ、文書デザイン、ホームページ作成、プレゼンテーション作成など全8種目。3種目1級以上で検定委員長賞、5種目で会長賞が与えられ、同部メンバーは会長賞を目指して日々勉学に励んだ。今回、佐々木さんと古川さんを除く13人のうち3人は4種目、2人が3種目、8人が1種目で1級に合格した。
佐々木さんは2年生で同部に入り、文書入力スピード認定(日本語)と表計算に合格。3年生になって文書デザイン、日本語ワープロ、ホームページ作成で1級を取得。「暗記が得意なので覚えるのは苦ではなかった」としながら「5種目は困難でまさか取れるとは思っていなかった」と喜ぶ。
特に文書スピード認定は、10分間で1000文字を入力できるスピードが要求され、同部の藤原幸二顧問は「ものすごいスピードで文字を打てる」と驚きを隠さない。
古川さんは昨年12月、表計算の初段に一発合格した。「どんどん上達していき、1級は余裕だったので初段を勧めた」と藤原顧問。関数同士を組み合わせ、複雑な計算式を素早く作らなければならず、判断力も問われ「(高校生で)合格できたのはすごい」とたたえる。昔からパソコンに触ることが好きで、「(試験は)自信があった。受かってうれしい」と笑顔だ。
4種目で合格した3年の伴大樹さん(18)、古川陸さん(18)、中佐優吾さん(18)も1年次からこつこつ学習。会長賞獲得を目標にしてきただけに少し悔しそうだが「4種目取れたことを糧にしたい。4月から重機整備の仕事に就くので、就職先でも資格取得を頑張る」と伴さん。古川さんは「来年度からIT関係を学べる専門学校に行くので、今後も資格を取りたい」と語る。
「生徒会の仕事との両立が大変だっただけに(3種目1級合格は)うれしい」と笑顔を見せるのは、検定委員長賞に輝いた2年五十嵐葵さん(17)。吉田煌空(きら)さん(16)も「今はホームページ作成の勉強中。5種目制覇を目指したい」と抱負を述べた。
















