先進7カ国(G7)の気候・エネルギー・環境相会合が4月に札幌市で開かれるのを前に、苫小牧市入船町の苫小牧港・西港入船埠頭(ふとう)で16日、テロ対応訓練が行われた。苫小牧署や苫小牧海上保安署などで構成する「苫小牧港水際危機管理コアメンバー」ら約20人が参加し、テロ発生時の迅速な対応を確認した。
外航船の乗員から不審な荷物を受け取った男が、通報されたのに気付き逃走を図ったという想定。苫小牧署員と機動隊の警察犬小隊が駆け付け、警察犬が男にかみつき転倒させた。男はナイフや拳銃を発砲して抵抗したが、同署員らが盾で制し取り押さえた。船に潜伏していた乗員は海上保安署員が威嚇射撃を行うなどして押さえ込み、現場は実戦さながらの緊張感に包まれた。
苫小牧署の村瀬大輔警備課長は「水際対策は通報体制など関係機関との連携強化が重要。テロは万が一にも発生させていはいけない事案で、警戒感を高めて対応していきたい」と話した。
















