ついに14年ぶりの頂点―。米フロリダ州マイアミで22日行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、世界一に輝いた日本代表「侍ジャパン」の激闘を苫小牧市民も祈るように見守った。平日の午前で大勢の人が集まることはなかったものの、苫小牧市役所1階ロビーでテレビにくぎ付けになっていた人たちからは歓喜の声が上がった。
優勝が決まった瞬間、テレビを見詰めていた約20人の市民らはメンバーに惜しみない拍手を送った。市双葉町の山本信幸さん(68)は「危ない試合もあったが優勝できてよかった。大谷選手とダルビッシュ投手のメジャーリーガーがチームを引っ張っていたのが、優勝につながったと思う」と満面の笑みを浮かべた。
伊藤大海投手(25)=日本ハム=の出身校の北洋大学(旧苫小牧駒沢大学)=苫小牧市錦西町=は、会議室にスクリーンを用意し試合中継を放映した。春休み中で学生はいなかったが、教授や職員らが「今何点?」と気にしながら観戦し、固唾をのんで試合を見守った。
六回に好投を見せた伊藤投手に職員の小林克樹さん(32)は「大舞台の緊張する場面で動じることなく気合の入った投球をした。素晴らしかった」とたたえていた。
















