道知事選(23日告示、4月9日投開票)で再選を目指す無所属現職の鈴木直道氏(42)は21日、札幌市内で記者会見し、政策・公約を発表した。「直向(ひたむ)きに北海道を前へ~暮らしをまもり、未来をつくる~」をタイトルに、7本を柱に据えた。鈴木氏は「本道を取り巻く環境は大きく変わっている。今こそ北海道の持つポテンシャルを最大限発揮し、北海道の価値を押し上げていく」と政策に込めた思いを語った。
政策の柱は▽暮らしと経済▽子ども応援社会▽観光復活から飛躍へ▽エネルギー▽デジタル▽食▽応援団第2章―の七つを掲げた。
「暮らしと経済」では、緊急経済対策で道民の暮らしと経済を切れ目なく下支えするほか、新型コロナウイルス感染症の5類移行や新たな感染症を見据え、柔軟で機動的な体制を整備。巨大地震に備える避難施設整備へ、道独自の財政支援も行う。
「子ども応援社会」では、経済的負担軽減など政策を総動員し、オール北海道で子育てを支援。子育て世帯の移住など市町村の子ども政策も支援する。また、不妊治療や妊産婦の支援を充実するほか、保育人材の育成・確保や未就園児保育の支援を充実させる。
「観光」では、道の旅行支援「HOKKAIDO LOVE!割」で道内旅行の需要をさらに喚起。アジア市場の拡大や欧米市場の開拓をトップセールスで加速させる。
政策の三つのキーワードともなる「食」では、輸出品目や地域を戦略的に拡大し、道産食品を世界にセールス。「エネルギー」は、新たに基金を設置してゼロカーボン北海道の推進を加速させる。「デジタル」では、Rapidus(ラピダス、東京)の千歳進出を生かし、次世代半導体複合拠点の誘致と関連産業の集積を図る。
企業団体640、個人約1万3000人が参加するほっかいどう応援団会議の「応援団第2章」では、地域おこし協力隊の応募から定住までをトータルでサポート。道の提案・営業体制を強化し、魅力的な応援事業も創出する。
鈴木氏は「道民の命と暮らしを守っていくことが何より重要」と強調し、特に「オール北海道で子ども応援社会をつくっていく」と意欲を示した。
■鈴木直道氏の主な政策・公約
【暮らしと経済】
・緊急経済対策で暮らしと経済を切れ目なく下支え
・巨大地震に備える避難施設整備へ道独自の財政支援を実施
【子ども応援社会】
・経済的負担軽減など政策を総動員しオール北海道で子育て支援
・子育て世帯の移住など市町村の子ども政策を支援
【観光復活から飛躍へ】
・「HOKKAIDO LOVE!割」で道内旅行の需要をさらに喚起
・アイヌ文化、縄文・知床世界遺産など多彩な魅力の体験を創出
【食】
・酪農をはじめ厳しい状況に直面する生産者支援に注力
・輸入依存穀物・自給飼料の増産推進、栽培漁業を拡大
【エネルギー】
・新たに基金を設置しゼロカーボン北海道の推進を加速
・海底送電ケーブル200万キロワットの整備を促進
【デジタル】
・次世代半導体複合拠点の誘致と関連産業を集積
・データセンターの誘致など北海道データセンターパークを創出
【応援団第2章】
・地域おこし協力隊の応募から定住までをトータルでサポート
・北海道型ワーケーション推進や関係人口を拡大
















