来月投開票の統一地方選を前に、苫小牧市選挙管理委員会は20日、苫小牧東高校放送局2年の宇野杏乃音(あのん)局長(17)の協力を得て、広報車で放送する投票呼び掛けのアナウンスを録音した。投票率アップに向けた若年層への啓発が狙いで、高校生を起用するのは初めてという。
市選管によると、昨年7月の参院選の市内の投票率は46・28%と過去2番目の低さ。18~19歳が26・36%、20~24歳が22・81%と特に低く、選挙を身近に感じてもらおう―と市からアナウンスを依頼した。
4月9日の投票日に知事選と道議選がある場合、知事選のみの場合、同月23日投票の市議選―の3パターン。「こちらは苫小牧市選挙管理委員会の広報車です」「きょうは○○選挙の投票日です」「自分の1票を無駄にせず必ず投票に行きましょう」といった内容だ。
宇野さんは、原稿読みを1日に10回ほど練習したといい、ほぼノーミスで録音を完了。選管の職員から「素晴らしい」などと声が上がった。
「初めての体験ですごく緊張した。『委員会』の発音が苦手で、一つずつ区切るよう意識した」と宇野さん。今回の協力を機に入場券がなくても身分証明書を持っていれば投票できることなど「知らない選挙情報をたくさん学べた」と笑顔を見せた。
アナウンスは各投票日に市選管の広報車から流す。同選管事務局書記の久保直人さん(29)は「少しでも(宇野さんと)同年代の人に興味を持ってもらえれば」と期待を寄せている。
















