骨髄ドナー休暇制度を導入した苫小牧市ウトナイ南の建設業、小金澤組(小金澤昇平社長)に24日、道が同制度導入メッセージを交付した。小金澤社長は「命を助ける取り組みがさらに広まるきっかけになれば」と社会貢献への決意を新たにした。
同制度は、白血病などの患者の治療に必要な骨髄を提供するドナーに、会社が特別休暇を適用する制度。骨髄提供の際、入院や通院で10日ほどの日数がかかるとされるが、ドナーの従業員にとっては、有給休暇を取得して長く会社を休むことへの心理的負担が大きかった。
同社は昨年12月に制度を導入し、今年2月に日本骨髄バンクに導入企業として登録。道内では15日現在、28企業・団体が同制度を導入し、胆振管内では同社が唯一。道は今年度から協力企業・団体に、道知事と同バンク理事長の署名入り感謝状メッセージを交付している。
苫小牧保健所の堀幹典所長が同社を訪れ、小金澤社長、椎名心専務にメッセージを渡した。同社は4月から就業規則にも「ドナー休暇」を明記する方針で、小金澤社長は「制度導入が難病などを深く学ぶきっかけになった。みんなの理解がさらに進むよう取り組む」と意欲を示した。堀所長も「他の企業にも広がるよう取り組む」と述べた。
















