苫小牧市長生大、夫婦3組が笑顔の卒業 共に支え合い充実感

長生大学に8年間通った桑田茂さん(右)と道子さん夫妻

 23日に行われた2022年度の苫小牧市長生大学の卒業式では、3組の夫婦が本科、研修科の計8年間の学びを終え、卒業証書を手にした。錦岡長生大の桑田茂さん(86)、道子さん(82)夫妻=永福町=と加藤実さん(76)、みき子さん(73)夫妻=ときわ町=、北長生大の大場忠雄さん(77)、友子さん(74)夫妻=豊川町=で夫婦3組の同時卒業は初めて。それぞれ「友人が増えた」などと充実感あふれる表情を見せている。

 桑田茂さん夫妻は15年4月に入学。3年前、茂さんが大病を患った際には道子さんが懸命に介護するなど2人は「支え合って通った」と口をそろえる。研修科では、同じグループで苫小牧の産業について学びを深めたという。

 8年間の学校生活を振り返り、「フラダンスを踊ったことが一番印象に残っている」と茂さん。「全く経験はなかったが、本科1年の合同大学祭で踊る羽目になった。長生大に通わなければ踊ることはなかった」と笑う。

 道子さんは「世代間交流や合同祭の演劇が面白く、文章を書く授業も楽しかった」と思い出話が尽きない様子。2人は全課程を修了したが、4月から本科への再入学を決意。「体の状態を見つつ、今後も人と交流したい」と意気込む。

 大場さん夫妻は転勤族で、苫小牧暮らしを始めたのは約10年前。苫小牧のことをもっと知り、健康増進も図ろう―と忠雄さんが友子さんを誘って入学した。

 2人とも地域の観光資源について詳しくなったと喜び、忠雄さんは「友人も多くでき、充実感がある」と笑顔。友子さんも「いろんな所を見たり、さまざまな話を聞いたりできた」と満足そうだ。卒業生代表で謝辞を述べた友子さんは桑田夫妻同様、4月から再入学を決めており、「フラダンスのサークルにも興味がある」と目を輝かせた。

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