苫小牧青年会議所(JC、玉川健吾理事長)は23日、表町の経済センタービルで例会を開き、市内の子育て世帯を取り巻く状況について語り合った。子育てをテーマにしたシンポジウムの9月開催に向け、子育て支援を担当する市職員や団体の代表者らを招き、支援の在り方を掘り下げて考えた。
JCメンバー約40人のほか、ゲストとして市健康子ども部職員、市社会福祉協議会職員、子ども総合支援ネットワークの畠山俊彦代表、ワーカーズコープぽっけの松崎愛さんら計5人が参加した。
市の同部職員は、妊娠期から切れ目のない相談体制を取って子育ての孤立化防止を進めているが、「一人も取り残さない支援を実現するには市民の力が必要」と強調。市社協職員は、さまざまな理由で疲弊し家から出ることも難しい親がいることに触れ、「困っている人に支援が届きにくい状況となっている」と話した。
子どもの居場所づくりを進める畠山代表は、現行の子育て支援策の整理と見直しの必要性を指摘。放課後デイサービスやフードバンクを手掛ける松崎さんは「その場しのぎのような、ばらまきの支援では解決できない。世帯収入を増やすという根本的な部分に目を向けるべき」と力を込めた。
JCは創立70周年記念として、子育てに関するシンポジウムを準備中。今年に入ってから子育て世代1000人へのアンケート調査も行っており、担当メンバーは給食費の無償化や子どもの医療費助成を求める声が多いことも説明した。
















