苫小牧市史編さん審議会(蓑島栄紀会長)の第6回会合が3月30日、市役所第2庁舎で開かれ、2023年度に予定していた「新苫小牧市史」の刊行を28年度に延期することを決めた。コロナ禍で大幅に作業が滞ったためで、さらに5年をかけて完成を目指す。
市は17年、新市史策定に向けた市史編集事務局を設置し、19年には同審議会を組織。20年に市長に基本方針などの答申を行い、作業に本格着手する予定だったが、コロナ禍で対面で調整する必要がある執筆者への依頼や情報収集が滞っていた。
事務局は延期の理由について、他市の自治体史の刊行状況や業務委託実績のある複数の業者に聞き取りを行った結果、「刊行までに(さらに)5~6年は必要との助言を受け、事務局で協議した」と説明した。
新計画では、原稿執筆を25年度、原稿の点検や編集作業を26年度までにそれぞれ終え、目次大綱と新市史案の確認を27~28年に実施する。
原稿執筆は原則、市生涯学習課や市美術博物館の学芸員らで構成する事務局が担い、一部専門的な内容に限って外部に協力を求める方針。委員からは「校正が重要になるが誰が行うのか」「刊行後の活用方法は」といった質問が出ていた。
















