20回目、節目の寄付 苫小牧駅前スポーツ文化振興会

20回目、節目の寄付
苫小牧駅前スポーツ文化振興会
善意を手渡す木村代表(中央)と荒物屋事務局長(左)

 苫小牧駅前スポーツ文化振興会はこのほど、スポーツ振興のために役立ててほしい―と、苫小牧市スポーツ協会に現金3万円を寄付した。

 この日は同振興会の木村司代表と佐藤秀文幹事が白鳥王子アイスアリーナ内にある同協会事務所を訪れ、荒物屋貢一事務局長に善意を手渡した。木村代表は「苫小牧のスポーツ振興に少しでも貢献できれば」と話した。

 同振興会は2003年から、アイスホッケーアジアリーグの王子イーグルス(現レッドイーグルス北海道)のホームゲーム開催時に観客に膝掛け毛布の貸し出し事業を毎年行ってきた。その際に募った善意を寄付金として贈り続け今回で20回目、累計71万円となった。

 今年も新型コロナウイルスの影響で貸し出し事業が中止、同振興会の余剰金から寄付金を捻出した。3年間の事業中止などを受けて20回目の節目を持って同事業での寄付活動が終了。木村代表は「当初、市で盛んなアイスホッケーからスポーツを盛り上げたいと、観客として訪れる女性や子どもなどが暖かい環境で選手らの応援をしてほしい―という思いで始めた事業。20回を迎えられて良かった。今後も違う形での支援ができれば」と語った。

 荒物屋事務局長は「20年の寄付、支援に感謝している。苫小牧のさまざまなスポーツ面で活用させていただく」と感謝していた。

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