3月23日に告示された道知事選(9日投開票)は折り返しを迎え、1日から後半戦に突入した。全国9道府県の知事選では唯一の与野党対決型の選挙戦。与党陣営の現職、鈴木直道氏(42)=自民党、公明党、新党大地推薦=と、野党陣営の新人、池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持=が、事実上の与野党一騎打ちのつば競り合いを展開中。両候補とも前半戦は地方遊説中心の運動を繰り広げていたが、後半戦は終盤にかけて全道の有権者の約4割が集中する大票田・札幌に入り、無党派層の取り込みに全力を挙げる。
再選を目指す鈴木氏は告示以降、道東、道北の地方遊説を精力的に展開。新型コロナウイルス対策、次世代半導体の新会社ラピダス社の本道誘致など1期目の実績を強調し、「北海道のポテンシャルを発揮し、さらに本道の価値を押し上げる」と強く訴える。
選挙戦後半は6日から大票田・札幌に集中し、無党派層にも政策の浸透を図る。7日には大規模集会も予定。後援会組織と自民党道連が連動し、分厚い運動を展開しており、「道議選候補と連動し、組織は引き締まっている」(陣営幹部)。最後まで手綱を緩めず2選のゴールを狙う。
池田氏も告示以降、道東、道南など地方遊説主体の運動を展開。推薦を受ける支持母体・連合北海道の地方組織と立憲道連が連動。衆院議員を1期経験している実績や三つの重点政策を強調し、「誰ひとり置いてきぼりにしない」とつじ立ちを活発化させている。
投開票まで最後の週末の1~2日は、大票田・札幌入り。2日は大通公園で大規模な街頭集会も開く。終盤の6日からは地盤の衆院道5区や札幌中心に遊説し、無党派層の獲得に力を注ぐ。「疲弊する地方の声は切実で、反応は悪くない。接戦に持ち込みたい」(陣営幹部)。20年ぶりの保守道政からの奪還を目指す。
共に無所属新人の門別芳夫氏(61)と三原大輔氏(48)も道内遊説を始め、独自の選挙戦を展開している。

















