植苗小中が義務教育学校へ移行 10日に開校式 苫小牧

植苗小中が義務教育学校へ移行
10日に開校式 苫小牧
義務教育学校となった植苗小中学校

 苫小牧植苗小中学校は2023年度から、義務教育学校に移行する。10日に開校式を行う予定で「ともに学び、実践する子」を目指す子ども像に掲げ、9年間一貫した方向性の教育活動を展開する方針だ。

 植苗小学校は1903年に開校。植苗中学校が47年に設置されたことで小中併置校となり、以後75年間、小中連携教育を続けてきた。

 義務教育学校に移行後は1~4年生を初等部、5~7年生を中等部、8~9年生を高等部としそれぞれ修了時には「希望の式」「立志式」「卒論発表会」を実施。保護者、地域住民に児童生徒の成長した姿を披露する。

 これまで一部が複式学級だったが、23年度からは全学年が単式学級となる。

 1年生から段階的に教科担任制を導入。6年生以降は主要教科すべてで中学校教員による専科指導とし、専門性の高い授業で、児童生徒の学力・学習意欲の向上を目指していく。

 生活科、総合的な学習の時間では9年間一貫したカリキュラムを編成。植苗の自然環境や道の駅ウトナイ湖、新千歳空港などを活用した学習活動を繰り広げる予定だ。

 植苗小中学校は今年120周年。記念事業の一環で、昨年11月にグラウンドにあずまやを建設したが、今後も記念プロジェクトとして、全校児童生徒によるよさこいや合唱などに取り組んでいく。

 田中雅子校長は「植苗の子どもたちは真面目で素直。下の学年にも親切にできる優しい子が多い。保護者、地域、教職員が手を取り合い、良い学校をつくっていきたい」と話している。

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